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実践編2 ~不動産管理会社との電話交渉。そして・・・~

FINAL ROUND ファイッ!

平成22年3月6日:不動産管理会社に電話
私(以下赤文字)
「もしもし、○○○の302号室に住んでいた△△ですけど、清算書の事でちょっとお伺いしたいんですが」


管理会社(以下青文字)
「はい、どういった事でしょう?」

 
「クロスの張替えなんですが、清算書に記載されているのは全張替えで、全額請求という事ですかね?」
 
「はい、そうです。先日の立会で確認したと思いますが、あちこちに破れや汚れがありましたので、全張替えさせて頂くと言いましたが。」
 
「ええ、全張替えされるのは全く構わないのですけど、先日、宅建協会で聞いてきたのですが、張替えについては、こちらの過失による分の負担割合を明示して頂きたいのですが?」
 
「えっ・・・」
 

「いや、だからこの清算書だと自然損耗分のクロスの負担までこちらに請求が掛かっているので、その分を差し引いて下さい。あと、7年住んでいましたんで、過失分のクロスの残存価値も10%(現在は1円)になっていますよね?」
 

「あ・・・」
 
「あと、ハウスクリーニングがこちらへ請求になっていますが、専門業者を入れてのハウスクリーニングは賃貸人負担ですよね?」
 
「・・・それは契約書にも書いてあるかと思うんですけど・・・」
 
「契約書には退去時の清掃は乙が負担と書いてあるだけですよ。ハウスクリーニングはあくまでも、次の入居者に対するものですよね?」
 
「・・・えっと・・・それは契約の時にお話していませんでしたか?」
 
「全く聞いていません。それでは、逆にお聞きしたいのですが、賃貸人負担となる専門業者を入れてのハウスクリーニングを賃借人に負担させますよという説明のされ方をしましたっけ?」
 
「・・・いいえ、それは言っていません・・・」
 

「じゃあ、これは賃貸人負担となりますね」
 
「・・・あぁ、そうですね・・・」
 
「それでは、今お話させて頂いた事を踏まえて、改めて、清算書を作り直して出して下さい。いつ出来ますか?」
 
「来週中に・・・」
 
「月曜日中にお願いします。(この日は土曜日)」
 
「えっ?月曜日ですか・・・」
 
「はい。」
 
「クロスについては、もう一度、業者に立会をお願いしなければならないので・・・」
 
「業者ってなんですか?それはこちらの過失分の施工幅を確認していないってことですか?」

「・・・ええ、そういう事になります・・・」
 
「じゃあ、何の為の立会だったんすか?」
 
「すいません。大家さんにも相談して、月曜日に清算書を出します。」
 
「大家さんに相談って、どういうことですかね?大家さんはこういう経年経過やハウスクリーニングが賃貸人負担って知ってるんですか?」
 
「あぁ・・・まあ・・・アパートを建てる際に、○○○(住宅会社)からは説明されています。」
 
「それなら、尚更この清算書はおかしいですよね?」
 
「いつもこれで、皆様にお願いしていますんで・・・」
 
「自分は郵送で清算書が届いただけで、一切お願いはされてませんけど。」
 
「すいません。月曜日には清算書を出しますんで。」
 
「宜しくお願いします。」
 
改めて文章で書くと、かなり嫌な客ですね。
というか、ほとんど私のターンでした。
口調は穏やかだったんですよ。
 
平成22年3月8日:修正された清算書届く
 ほぼ満額に近い額が戻ってくることになりました。
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 クロスの過失分ですが、計算するとあまりにも額が小さくなりすぎたらしく、請求は見送ったということだそうです。 
 
 清算書は筆者の会社の方にFAXしてくれと伝えていたのですが、午前中に新居に直接持ってきて、うちの奥さんに手渡ししたのです。 
その際に、不動産管理会社の担当は、 
「ご主人はいろいろ勉強されて、知識も持っておられるみたいで・・・」 
と言っていたそうです。 
 
 
いろいろと書きましたが、流れはこんな感じです。 
 
ちなみに、私より1ヶ月前に同じアパートを退去した友人は、私のの結果を聞いて不動産管理会社に掛け合ったのですが、あまり知識を持たずに勢いだけでいった結果、玉砕しておりました。 
一昨年、同じアパートを退去した別の友人にはこう話をしろとメモを渡してその通りに交渉させたところ、ほぼ満額の敷金が戻ってきました。