弁護士による原状回復費用と敷金返還相談

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敷金の清算書が届いたら

マンションを退去した後、不動産会社から敷金の清算書が届いたときに考えることを述べていきます。

原状回復工事の項目

清算書を検討する写真

まず、壁紙、床、エアコンクリーニング、ルームクリーニング、原状回復工事の各項目を見ます。賃貸借契約書をみて、賃貸人であるあなたが負担する必要がない項目が含まれていないか確認します。

原状回復工事の金額

原状回復工事の各項目を見たら、次は、各項目の金額に着目します。金額が平均的な原状回復費用よりも高額な場合があります。

不動産賃貸契約書を見てみる

敷金返還請求を考えるとき、不動産賃貸借契約書の検討は避けて通れません。
不動産賃貸借契約書には、「原状回復費用の負担」という条項があり、原状回復費用について賃貸人と賃借人どちらが負担するか、規定されています。

不動産賃貸契約書で原状回復費用が賃借人負担とされている場合

不動産賃貸借契約書で「原状回復費用は、賃借人の負担とする」と規定されていることがよくあります。
不動産賃貸借契約書の賃借人が負担とする条項が有効の場合には、賃借人が原状回復費用を負担しなければなりません。

敷金の返還請求をする場合

賃借人が負担する費用のない項目について原状回復費用を負担されていたり、通常よりも高額な原状回復費用を負担するようになっている場合には、敷金の返還を請求することになります。